約10年前のWin7搭載のacerデスクトップ【Win11未対応】PCにWin10をアップデートして使っていたが、10月5日にWindows11公開されたのを機に無料アップグレードのセットアップに成功、現在快適に動作しているので、忘備録として記載しました。
- 但し、爆速(電源ON⇒23秒「win11起動」)させる為にストレージを当サイトの別記事(デスクトップPC、ノートパソコンの選び方・・・)の「ストレージの概略」の様にHDDからSSDに交換しています。
Microsoft社の先の発表では、「Windows11未対応PCのアップグレード」について阻害しないという事でしたが、現段階では、当記事、目次 2-2-5「 ソースファイルからappraiserres.dll選択削除 」の (appraiserres.dll)項目が、上書き禁止及び、削除不可の 状態に制限されています。
依って、この記事を参考として見て頂くだけで、ユーザー様には実行しないようお願いします。
又、新たな「 未対応PCのアップグレード 」が分かり次第記事を記載します。
上記の2021、12、7日付 緊急追加記述で、Microsoft社が未対応PCのWindows11への、アップグレード規制強化実施しで、筆者が実行していた、前のダウンロード方法では「appraiserres.dll」が削除不能なりましたが、新たに、別方法を開拓、ダウンロード~インストールまで実行したところ見事成功しました。
依って、下記の「 Windows11(未対応PC) セットアップ更新内容 」以下の記事には修正した内容になっていますので安心して参考にして頂ければ幸いです。
古い「win11 未対応PC」には、無限と言っていい位、色々なタイプのPCがあるので、当記事、下記のアップグレードのセットアップで上手く行かなかった読者様用に「別の超簡単Win11アップグレードセットアップ」方法を検証実験しています。
検証確認が取れ次第、記事にしますので、今しばらくお待ちください。
追加記述内容(2021、12、23日付)
当記事のセットアップ手法で、上手く実行出来なかった方々の為に、別アップグレードの検証確認が取れましたので、ここに追加記述しておきます。
上の青色テキスト文字クリックして見て下さい。
多分、この手法が究極の超簡単Win11手動アップデートになると思います。
過去3回の追加記事の内容はWin 11グレードアップに関する詳細報告を中心に記述しましたが、今回の追加記事では、昨年の10月にWindows 11 手動グレードアップして以来、約7ヶ月経過した、この「acer Aspire X 1930 CPUは第2世代」パソコンの運用経過について、まとめてみました。
巷の噂では、運用の仕方によって、バグや不具合が出ているそうですが、筆者が利用している日常の一般的な事務処理及び、Office「Word Excel の一般的な作業」や、「パソコン版 LINEアプリ」又は、「画像加工アプリ」等のサードパーティのアプリの運用に当たっても、筆者の他のパソコン「Win 11 と比較用に、Win 10 搭載のパソコンを1台残している」と比較しても、不具合なく、活用できているので、ユーザー読者の皆様に報告しておきます。
古い機種をお持ちの方で、この記事の表題操作で「windows 11のインストール」が、上手く出来ない方は「この機種の方法」で、試してみてください。
この機種とは、記述者が手持ちの「Dell Optiplex 755レガシー BIOSモデル」で、スペックは「レガシー BIOS(MBR)32 Bitオペレーティングシステムx64ベースプロセッサ」に「Win 11」をクリーンインストールして成功しましたので、この記事を見て頂いている読者の皆様方にも、試してみる価値が、有るかと思われます。
windows11(ISO)21H2のバージョンが米国現地時間9月20日より、22H2バージョンにアップグレードされましたが、それに伴って古い機種への規制が強化され、ソース(sources)フォルダに格納されているappraiserres.dllファイルの上書き禁止及び、削除が不可能となり、下記に記述した内容ではアップグレードすることができなくなりました。
よって、今、22H2のインストールに適用する手法をテストしています。
確証が取れ次第、記述する予定でいます。
従って、それまでの間、急がれる方は、21H2(サポート終了期限23年10月10日)があるので、当サイト別記事「Win 11要件未対応機種にMs社公式サイトから上手くインストールできない方へ」又は「Win 11要件強制回避ISOでDell755に無償アップグレード成功」のいずれかで21H2のバージョンをインストールして下さい。
Windows 11(21H2)から(22H2)にバージョンアップされた、アップグレード版について筆者所有のメイン PC(Dell Optiplex 9020 / 64 bit OS x64 ベース プロセッサ / BIOSモード UEFI)8年前の第4世代【Intel(R)Core(TM)i5-4570 CPU パソコンに(22H2)アップグレード出来たので、その「概略を説明」しておきます。
- Windows11「未対応PC」 セットアップ更新内容
- Win11無償アップグレードセットアップ手順の解説
- Win11- OS(ISO)ダウンロード編手順
- Win11-OS(ISO)インストール編手順
- Win11ダウンロードホルダーのコピー用ホルダー新規作成
- Win11ダウンロードホルダーをPCにマウント、及びコピー
- Win11(ISO)のマウント解除
- コピーしたWin11ファイルを再度、PCにマウント
- マウントされたファイルからソースホルダー選択
- ソースファイルからappraiserres.dll選択削除
- Win11-OS セットアップの実行
- アカウント制御の実行
- Win11の自動アップグレードの画面
- Win11更新プログラムの変更
- Win11ライセンス認証確認同意
- インストール準備完了の確認
- Win11インストール自動実行画面
- Win10からWin11に無料アップグレード完了画像
- Win11アップグレード後のシステムバージョン表示画像
- まとめ
Windows11「未対応PC」 セットアップ更新内容
クリーンインストールせずにWin10から手動アップグレードのセットアップインストールです。
現役で運用しているマシーンのスペック
下の画像は筆者が現在使っているacer Aspire X 1930 CPUは第2世代のスペックです。
- 赤、グリーン、青枠内の内容が文字が小さいので周辺に拡大記載しています。

WhyNotWin11で対応チェック
下の画像よりWhyNotWin11でチェックの結果、4箇所がWin11に未対応となっています。
特にWin11に必要なセキュアブート、TPMが未対応です。
よって、通常のアップデートではMicrosoftが受け付けません。
- それでも、Win11-OSのISOイメージの1部分を加工する事で簡単にセットアップが出来ました。
- 但し、最低必要条件として、BIOSにUEFI【GPT】が搭載された64Bit版マシーン(PC)が必要です。
- BIOS「簡略解説」とは、ベーシック、インプット、アウトプット、システムの略称で、電源ONからWindowsOSが起動するまでの間に実行されるプログラム。

Win11無償アップグレードセットアップ手順の解説
Windows11「未対応PC(64bit)、UEFIバイオス(GPT)」用としてアップグレードの解説をしています。
又、ご自身でアップグレードをする場合は、自己責任でお願いします。
Win11-OS(ISO)イメージのダウンロードからセットアップインストールまでの説明をします。
Win11- OS(ISO)ダウンロード編手順
Windows11が2021年10月5日に公式発表がなされてから、以前のインサイダープログラム公開時のMicrosoft社のWin11グレードアップ条件や所見が、少し変化している様に筆者には感じ取れます。
今回は、通常通りの手動アップグレードでのセットアップインストールを実施しました。
Win11-OS(ISO)イメージダウンロード検索
検索バーより、Windows11、又は、Win11ダウンロードで検索して下さい。
- 下の画像の赤枠欄が表示されるのでクリックして下さい。

MS社Windows11ダウンロード画面
画像青色背景色文章に記載されている様に3通りのダウンロード項目があります。
- 依って、赤矢印のようにカーソルで下の方に移動して次に進んで下さい。

下にカーソル移動したダウンロード表示画面
上から2番目の赤枠内「Windows11インストールメディアを作成する」までスクロールして下さい。
- 下の画像の緑枠内「今すぐダウンロード」をクリックしてダウンロードされたら次の画面に進みます。

Win11(ISO)ダウンロードセットアップアイコン表示画面
Win11(ISO) ダウンロードセットアップアイコンが表示 されたので、白枠内アイコンをダブルクリックして次の画面が、表示されるので次に進んで下さい。
- 但し、筆者の場合、ダウンロードファイルの保存をデスクトップ画面に設定していますが、ダウンロードファイルが何処に保存されたのか、分からない方は「ここをクリック」してみてください。

ユーザーアカウント制御画像
- PCがデバイスの変更を求めているので、赤枠「はい」をクリックして次に進んで下さい。

Windows11セットアップ準備画像
この画面では、しばらく待つと自動で進行して次の画面に変わるので、次に進んで下さい。

ライセンス認証画像
ライセンス条項にひと通り目を通したら赤枠「同意する」をクリックして次に進んで下さい。

win11-ISOダウンロード自動進行画像
この画面でも、自動進行で、しばらくすると次の画面に切り替わるので次に進んで下さい。

Windows11言語とエディション、オプション選択画像
緑枠内「日本語、Windows11」確認後、未対応PCの場合、紫色枠「このPCにお薦めのオプションを使う」のチェック外して赤枠「次へ」クリックして次に進んで下さい。
- (注)対応PCの場合はご自身の判断で決めてください。

作成メディア選択画像
- Windows11「未対応PC」用なので下の赤枠「ISOファイル」の方にチェックを入れて緑枠「次へ」をクリックして次に進んで下さい。

ISOファイルの保存選択パス画像
誤認識しないよう、赤枠のようにデスクトップが表示されるよう、下画面の左側ペイン内のデスクトップをクリックしてから緑枠「保存」をクリックして次に進んで下さい。

ISOのダウンロード進行画像
この画面から最後の完了画面までは何もせず、お待ち下さい。

ダウンロード完了画面
Win11未対応PCに「ISOファイル」をインストールする時は、一旦、緑枠「完了」をクリックして終了して下さい。
- 下の画像で上から1行目のテキストは未対応PC用の文章です。
- 2行目は対応PC用の文章です。
- 3行目はUSBインストールメディアを作成に必要なアプリです。
- ダウンロードをセットする為のアイコンとダウンロードされたWin11-ISOファイルのアイコンです。

win11-ISOのダウンロード編はこれで一旦終了です。
Win11-OS(ISO)インストール編手順
インストール準備過程では細心の注意をして実行して頂ければ、後は従来通り自動実行してくれます。
Win11ダウンロードホルダーのコピー用ホルダー新規作成
ダウンロードされたWin11-OSファイルのコピー用にご自身でホルダーの新規作成をして下さい。

Win11ダウンロードホルダーをPCにマウント、及びコピー
下の画像はWin11(ISO)のPCにマウントから、ご自身で新規作成されたホルダーへの、コピーの流れ図です。
- 下図(1)のようにダウンロードしたホルダーをダブルクリックして頂くとPCにマウントされ自動的に赤矢印枠内のファイルが開かれます。
- 開かれたファイルをすべて選択して頂くと矢印赤枠内のように灰色に変わります。
- 下図(2)のように、ご自身で新規作成したホルダーに緑矢印のように、ファイルをコピーして頂くと1~2分で図のようにコピー完了します。
- 最後に上記の工程が完了すると次の工程でミスしないように一旦、画面を閉じて、次のマウント解除に進みます。

Win11(ISO)のマウント解除
デスクトップ画面下のタスクバーのエクスプローラアイコンをクリックして、エクスプローラー画面を表示します。
- 画面が表示されたら左側ペイン、赤枠「PC」をクリックして、下画像の様に右側ペインを表示させます。
- 次に、緑枠「Win11(ISO)DVDドライブ」アイコンを右クリックして、ポップアップ窓内の「取り出し」アイコンをクリックして頂くと、マウントが解除されるので次に進んで下さい。

コピーしたWin11ファイルを再度、PCにマウント
先の工程と同様にコピーしたファイルを再度、PCに赤矢印枠内のように、マウント(コピーホルダーの上でダブルクリック)して次に進んで下さい。

マウントされたファイルからソースホルダー選択
矢印緑枠内のように、ご自身でコピーしたファイルホルダーである事をまず確認して下さい。
- 表示されたファイルの中からsources(ソース)を選択してダブルクリックして次に進んで下さい。

ソースファイルからappraiserres.dll選択削除
- 下画像(1)のソースファイルから赤矢印枠内の(appraiserres.dll「アプリケーション拡張」)を選択、削除する。
- 下画像(2)画面左上の緑矢印枠内の「←」印をクリックしてひとつ先に戻り次に進んで下さい。

Win11-OS セットアップの実行
Win11-OSコピーファイルに戻ったので赤矢印枠内の「Setup」を選択してダブルクリックして次に進んで下さい。

アカウント制御の実行
画面が切り替わりアカウント制御画面に成ったところで、赤枠内「はい」をクリックして次に進んで下さい。

Win11の自動アップグレードの画面
Win11-OS自動アップグレード準備画面に切り替わったので赤枠内「次へ」をクリックして次に進んで下さい。

Win11更新プログラムの変更
下の画像のように更新プログラムの変更赤矢印枠内の「今は実行しない」の方にチェック入れて切り替えて赤枠内「次へ」をクリックして次に進んで下さい。
- (注)この切り替え作業を行わないとWin11がインストールされませんので、気を付けて下さい!!

Win11ライセンス認証確認同意
ここでは通常通り認証確認赤枠内「同意する」をクリックして次に進んで下さい。

インストール準備完了の確認
インストール準備完了画面のチェックの状態で宜しければ赤枠内「インストール」をクリックして次に進んで下さい。

Win11インストール自動実行画面
- 自動実行画面に切り替わり通常通りの流れでインストール始まります。
- お手持ちのPC性能により約15~30分間でインストールが完了します。
- 又、途中でMicrosoftがインストール条件を表示してくるので、あとはご自分の判断で決めて下さい。

最後に、Win11が立ち上がったら、コピーISOの仮想DVDも先のマウント解除同様に、アンマウントして下さい。
Win10からWin11に無料アップグレード完了画像
下の画像は筆者のacer Aspire x 1930DeskTopマシーンのWin11インストール更新完了画像です。

Win11アップグレード後のシステムバージョン表示画像
- 赤枠内上から5番目「プロダクトID」も無償アップグレードで認証が取得されています。
- 緑枠内「エディション」はWindows11 Home
- 緑枠内「エクスペリエンス」は22000.194で新発売されているPCと同じスペックです。

まとめ
この記事は筆者の現役PC「Windows11未対応PC」にMicrosoftの公式ダウンロードサイトからインストール出来るのか⁉又、プロダクトIDが認証されるのか等、疑心暗鬼で実験的に取り組んだ結果、見事成功し、その後の経過観察にもWin11が快調に動作していることから、忘備録を兼ねて記載しました。
追記、2022年1月20日現在、筆者のメインPC(Win10)と何ら遜色の無い快調な動作をしているので準メインPC(Win11)に格上げして、筆者が使ているアンチウィルスソフトのESETを搭載して資料作成専用機として運用しています。
以上、読者の皆様に報告しておきます。
結果的に、PCが古い機種であっても64Bit CPUでバイオスがUEFI(GPT)であればMicrosoft公式サイトより手動でのアップグレードが出来る事が確認出来ました。
心配していた、Windows Updateからも日時の日付けと共に、「最新の状態です」と表示されているので自動アップデートが実行されている様でひと安心です。
故に今後は、Win 10 の運用時に、導入した「サードパーティーのソフトウェア」の互換性や、Win 11グレードアップ後に導入した「アプリ」の整合性等を、逐次、検証しながら、結果を報告したいと思います。
又、同じ、CPUがx64ベースのレガシーBIOS(MBR)仕様のWin10 OS 32bit版パソコンの場合、上記のセットアップ方法は適応されませんが、この文章の青色テキストをクリックして頂くと、win11のインストール方法を別記事として解説しています。
又、当サイトの別記事「デスクトップPC、ノートパソコンの選び方と買い方のポイント」又は、「使用環境要件に適したものを選んでいますか⁉」をヒントとして、Win10 サポート終了期限(2025、10、14日)までにWin11搭載PCの購入計画を立てて頂くことも、ひとつの案かと思われます。
以上の事から、一般的な方々の参考になればの思いで記述しました。
最後に、この記事が参考で、アップグレードを行おうと思っている読者の皆様方には、自己責任でお願いします。