Win11要件未対応機種にMs社公式サイトからWin11が上手くインストール出来ない方へ‼

Windowsデスクトップ PCイメージに、テキスト文字で「Win 11要件未対応機種に、MS 社公式サイトからWin11が上手くインストール出来ない方へ‼ と、古い機種で現在 Win 10が動作中のパソコンであれば、データを引き継いだまま、Win11要件を強制回避して、超簡単にアップグレードできる、手法のひとつとして紹介します。更に、先に紹介したWin 11公開を機に、古い未対応 PCに・・・とは、別機種でWin 10 64 bit OS版、CPU がx64ベースのレガシー BIOS(MBR)仕様のパソコンでWin 11インストール実証テストの結果、成功しました。又、この手法はWin 10 32 Bit OS 版、CPU がx86ベースのレガシー BIOS(MBR)仕様、以外の全機種に適用されます。」の文章を挿入した画面画像です。
Eikkusu image URL: eikkusu.com

古い機種でWin10が動作しているPCであればデータを引き継いだまま、「Windows11 システム要件を満たしていない、非対応PCで、要件回避する為の、appraiserres.dllを削除しなくとも、強制的に自動回避」して、超簡単にアップグレード出来る方法の手順を紹介します。

追加記述2022年3月25日付

この Windows 11(ISO)はMicrosoft公式サイトからのインストールではありませんが、本日、自動アップデートの更新が行われました。
この結果から、どのようなルートの無償アップグレード過程であっても、Win 11が無事インストールが出来たならば、自動アップデート更新が実行される事が、確認できましたので、読者の、皆様にご報告しておきます。

追加記述2022年2月14日付

解説文章の一部に、理解困難な不備が有りましたので、記述を修正しました。
読者の皆様には、大変ご迷惑をおかけしましたが、今後ともよろしくお願いいたします。

今回のWin11アップグレードの概略

先の記事記述ではMicrosoft公式ダウンロードサイトから筆者の約10年前のacerデスクトップPCにインストールして成功した事例でしたが、Ms社の規制強化も有り、多くの読者様から、その手法では、上手く「アップデート出来ない」と言うお言葉をも頂きました。
理由の内容はmicrosoftでは「バイオスがUEFI(GPT)x64ベースのパーティション形式」でWin11 64bit オペレーティングシステム版にTPMとセキュアブート付帯を必須条件とした構成の為。

故に、今回は、それらを、回避する為の「appraiserres.dll」を 削除しなくても、強制回避出来るMs社とは、別ルートのGitHub社の開発プラットフォームの「MediaCreationTool」を利用させて頂き、筆者の古いストック機種「Win10 64bit OS版、CPU x64ベース、レガシーBIOS(MBR)」でWin11アップデート検証の結果、成功したので、GitHubダウンロードサイトからお手持ちのPCに、アップデートまでを下記に記述紹介しました。

GitHub社の概略

下の画像はGitHub社ホームページですが、本社はアメリカ合衆国のサンフランシスコで日本の東京にも支社が有り、世界中のIT技術者や企業がGitHub開発プラットフォームに参加、又、日本国内に関しても、パソコンの富士通、携帯電話のAU(KDDI)、ブラザー工業株式会社といった、名だたる多くの企業が、このプラットフォームに参画されているそうです。
この事からも、Win11未対応機種のアップデート用ツールとしての MediaCreationTool は信頼に価するものとして、紹介させて頂きました。

GitHub社ホームページ画面画像です。
GitHub Image URL: github.co.jp

前置きはこの位にさせて頂き、これから本番の「GitHub Tool」を利用したWin11(ISO)のダウンロードからお手持ちのPCへのアップデートまでを下に記述していきます。

Win11(ISO)ダウンロードTool

今回は、Microsoft公式ダウンロードサイトで無く、GitHubダウンロードサイトを使います。

インストールする為の最低限のスペック

お手持ちのPCのスペックが「Win10 64bit OS版、CPUx64ベースのレガシーBIOS(MBR)」「Win10 64bit OS版、CPU x64ベースのバイオスUEFI(GPT)」のパソコンでWindows11 要件非対応のPCに適応されます。

(注意)

  1. 同じレガシーBIOS(MBR)であっても、Win10 32bit OS版 CPU x64ベースのパソコンの場合は、USBインストールメディア作成後、クリーンインストールしか適応されません。
    その場合、データを引き継ぐことができませんので、前もってバックアップ又は、コピーが必要です。
    このPCをお持ちの方はこの文章上の青色テキストをクリックして頂くとUSBメディアからのWin11インストール方法を記述しています。
  2. 更に、「Win10 32bit OS版 CPU x86ベースでレガシーBIOS(MBR)」のパソコンの場合はWin11 OSは 64bit版しか存在しないので、インストールは不可能です。
  3. (注)として、
    このシステムのPCをお持ちのユーザー様の場合、Win10のサポート終了期限(2025年10月4日)まで使用した後、当サイトの別記事、新規購入を参考に買い替えるか、
    又は、他のOS(オペレーティングシステム)の「Linux(リナックス)ベースのOS」に乗り換えるしかないかと思われます。

ご自分のPCのバイオス等の情報が分からない時は、下の画像の「システム情報表示手順」を参照して調べてみて下さい。

システム情報表示画面に「システム情報表示手順として、スタートボタンクリック、プログラムからWindows管理ツールをクリック、管理ツール内のシステム情報をクリック、この画面が表示される」のテキストを挿入した画面画像です。
Microsoft Windows Image

それでは、ここからWin11のインストール作業を開始していきます。

GitHubより、Win11(ISO)ダウンロード

  • 下の画像の赤枠「Code」をクリックして、次の画像に進んで下さい。
GitHub社メディアツールサイト画面画像です。
GitHub Image URL: github.co.jp

Win11 (ZIP)ファイルダウンロード

下の画像の赤枠「ZIPをダウンロード」をクリックして、次の画像に進んで下さい。

GitHub社ダウンロードサイト画面画像です。
GitHub Image URL: github.co.jp

ZIPファイルホルダー保存表示されている画像

筆者の場合、ブラウザ設定でダウンロードファイルのホルダーがデスクトップ画面に表示されるように設定しています。
何処にダウンロードされたか分からない方はデスクトップ画面下のエクスプローラーアイコンをクリックして、エクスプローラー画面を立ち上げて下さい。
画面の左側ペインのダウンロードをクリックして頂くと、その中に保存されています。

  • ZIPホルダーを右クリックして頂くと、次の画像の様にポップアップメニューが表示されるので次に進んで下さい。
デスクトップ画面に、ダウンロードホルダーが表示された画面画像です。
Microsoft Windows Image

win11(ZIP)ファイルの展開

下の画像の赤枠「すべて展開」をクリックして頂くと次の画像の様に展開準備画面になるので次に進んで下さい。

デスクトップ画面にポップアップメニューが表示された画面画像です。
Microsoft Windows Image

ZIPファイル展開実行画像

下の画像の赤枠「展開」をクリックして次に進んで下さい。

ジップフォルダーの展開開始画面画像です。
Microsoft Windows Image

MediaCrecationTool.bat-main画像

下の画像の赤枠「 MediaCrecationTool.bat-main 」ホルダーをダブルクリックして、次に進んで下さい。

Win11(OS)が展開された画面画像です。
GitHub Image URL: github.co.jp

Media Mainホルダーの明細ファイル表示画像

下の画像の赤枠「 MediaCrecationTool バッジファイル」ダブルクリックして次の画像に進んで下さい。

Media Creation明細ファイル画面画像です。
GitHub Image URL: github.co.jp

windowsインストール準備画面

ウィンドウズのセキュリティが働いてMediaアプリの起動が一時停止されました。

  • 一時停止を解除する為に、下の画像の赤枠「詳細情報」をクリックして次の画像に進んで下さい。
  • 追記、Microsoft Windows8以降のOS向けにMs社認証によって提供されるアプリケーション以外は全てMicrosoft Defenderによって、起動の停止を実行するセキュリティアプリです。
マイクロソフトディヘンダーの画面画像です。
Microsoft Windows Image

Microsoft Defenderの解除

先の項目の詳細をクリックによって下の画像の様に、アプリ及び、発行元等の情報表示がユーザーの認めるものであれば、Windowsの起動が許可されます。

  • 下の画像の赤枠「実行」をクリックして次の画像に進んで下さい。
マイクロソフトディヘンダー実行許可画面画像です。
Microsoft Windows Image

Windows OSバージョン 選択画面

下の画像の赤枠「11」より上の部分はWin10のバージョンです。

  • 今回の目的はWin11の手動アップグレードのセットアップだから、下の画像の赤枠「11」をクリックして次の画像に進みます。
  • (注)ポップアップメニュー窓のバックに表示されているコマンドプロンプト画面は最後まで閉じないで下さい。
    Win11のインストールが完了すると自動的に消去されます。
GitHubメディアツールWindowsバージョン選択画面画像です。
GitHub Image URL: github.co.jp

Win11 インストール実行項目選択

下の画像、ポップアップメニューの上から
(1)Auto Upgrade・・・ダウンロードしたPCに直接Win11をアップデートする為の項目。
(2)Make ISO・・・汎用として後々利用する為のISOファイルの作成項目。
(3)Make USB・・・クリーンインストール等のUSB メディアの作成項目。

  • 今回は、Win10運用中の該当PCにWin11を直接アップデートするので、赤枠(1)の「Auto Upgrade」をクリックしてして次の画像に進みます。
Win11メディアツール選択画面画像です。
GitHub Image URL: github.co.jp

ユーザーアカウント制御画面

PCがデバイスの変更を求めていますので、下の画像の赤枠「はい」をクリックして次の画像に進んで下さい。

PCユーザーアカウント制御画面画像です。
GitHub Image URL: github.co.jp

Win11セットアップ画像

これ以降は通常通りのダウンロードからインストールまですべて全自動で、実行されます。

  • 下の画像はセットアップ準備表示画面です。
Win11ダウンロード準備画面画像です。
GitHub Image URL: github.co.jp

下の画像はWin11ダウンロード実行進行画像です。

Win11ダウンロード実行画面画像です。
Microsoft Windows Image

このPCにダウンロードが可能かどうかの検証確認を実行している画像です。

Win11ダウンロード検証画面画像です。
Microsoft Windows Image

WindowsによってWin11ダウンロードが可能と判断され、追加プログラムのダウンロードが実行中です。

Win11更新プログラムのダウンロード実行画面画像です。
GitHub Image URL: github.co.jp

Win11(OS)インストール用メディアの構成

WindowsによってWin11(OS)のインストールメディア作成が実行されている画像です。

Win11メディア作成実行画面画像です。
Microsoft Windows Image

該当PCハードウエア等がWin11(OS)稼働の条件に適合しているかを確認している状態です。

  • 但し、不適合の場合はこの画面から先に進まない場合があります。
Win11インストール準備確認画面画像です。
GitHub Image URL: github.co.jp

前の画面と同じく該当PCのCPUやハードディスク等のスペック要件を確認しています。

Win11インストールに必要な容量確認画面画像です。
GitHub Image URL: github.co.jp

要件が確認されると、ここから本番インストールが始まります。

Windows11(OS)インストール画像

今回は、Win10からのアップデートの為、すべて全自動で進行するので、これから先はインストール完了まで、パソコンを見守るだけです。

Win11(OS)インストール実行画面画像です。
Microsoft Windows Image

インストールが完了するとデスクトップ画面に新しいWin11のロゴが表示され完成です。

最後に、インストール不可能な、PCの場合に出る画像

PCの性能にもよりますが、リフレッシュコマンドプロンプト画像が表示されて、画面左側下の黄色枠のカーソルの点滅にも関わらず、下画像の白抜き文字の様に10分以上、画面が無反応の状態が続く場合はインストールの失敗です。

この場合、画面右上のバツ印で画面を閉じて終了して下さい。

  • 但し
  • PCの性能により、かなり長い時間、画面が無反応の状態が続く場合もあります。
  • このアプリを初めて利用される方はPCがフリーズしたかの様な錯覚を起こしますので、臨機応変に対処して下さい。
GitHub Media コマンドプロンプト画面画像です。
GitHub Image URL: github.co.jp

まとめ

Windowsセキュリティの脆弱性を指摘されて久しいが、それを払拭する為、マイクロソフト社はWin11より、PCにセキュアブートとTPMを付帯する事を必須条件としましたが、その結果、多くのWindowsユーザーが泣かされる羽目になりました。
何故なら、3~4年前、以前の古い機種には、それらが満たされていない為、Win10のサポート終了期限の2025、10、14日までしか名目的には、運用できなくなると言うことです。

しかし、筆者の経験から、PCの一般的な使用においては、ユーザー各人が各々において、ウイルス対策ソフトを導入する事で、ウイルスからの攻撃を、今現在、回避しています。

そこで、筆者としては、コストパフォーマンスを考えて、古い現役PCの機械的な寿命が尽きるまでは、Win11を運用したく、上記記事内容の実行にたどり着き、何台かのストックPCに導入したところ成功しました。

上記、記事内容の導入手順はIT知識を習得していない一般ユーザーや初心者の方々にも、超簡単にWin11がインストール出来る手法です。

又、Win10 32bit OS版 CPU x86ベースでレガシーBIOS(MBR)場合は、今現在では、Win11導入が不可能な状態ですので、筆者なりのPCの選び方、購入の仕方として、次回にでも、記事を記載しますので興味のある方は記載したら見てやって下さい。

この記事が参考になるようでしたら、記述者として、大変嬉しい限りです。
但し、このインストール手法はマイクロソフト社非推奨になるので、実行される場合は自己責任でお願いします。

追記(2021、12、25日付)、先に記述しました「Windows11公開を機に古い未対応PCに無償アップグレードして成功」の筆者運用中(acerデスクトップWin11未対応PC)のWin11搭載マシーンは12月24日現在、Microsoftより、自動更新アップデートが実行されています。

筆者自身も、これで、未対応PCであっても、Win11が搭載に成功出来れば、 自動更新アップデート が自動的に実行される確信が持てましたので、読者の皆様に報告しておきます。

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