MicrosoftからWindows11-22000 ISO をinsider向けに公開配布されたのを機に、「Win11-22000 ISO」のダウンロードからインストール用メディアをUSBメモリに[rufus-3.15]を使っての作成手順を記述しておきますので、興味のある方に見て頂ければ幸いです。
CPU・・・64Bit 1GHz 2コア以上、intel 8世代以降及び7世代の1部、AMD Zen2世代以降
RAM・・・4GB以上
ストレージ・・・64GB以上
システムウエア・・・UEFI、セキュアブート対応
TPM・・・TPM2.0
グラフィックスカード・・・DirectX 12以上、WDDM2.0ドライバー対応
ディスプレイ・・・9インチ以上、8bitカラー高解度(720p)ディスプレイ
Win11用USBインストールメディア作成の目的
筆者がストックしているWin XP時代の古いマシーン(64BitCPUにWin32Bit版搭載)や現役64Bitマシーンで、MicrosoftのWin11に対応要件を満たしていないPCの動作確認や、仮想化環境での動作を調べる為に作成しました。
- (注)この解説での実行状態は全て「64Bit版PCマシーン」での説明になります。
Windows Insider Program ダウンロード手順
Google、Edge、Yahoo 等で検索
検索欄にWindows Insider Program と入力して頂くと下のような画面になるので赤枠内をクリックして、次の画像に進みます。

Windows 11 Insider 画面
Windows11 ダウンロード準備登録画面が表示されるので、下段の写真のところまでスライドして次に進みます。

Microsoft アカウント登録ボタン表示
左側下の赤枠内「登録」をクリックして、つぎにすすみます。

Microsoft アカウントサインイン入力準備画面
画像、緑枠内に表示している内容で、赤枠内「今すぐサインイン」をクリックして、次の入力画面に進んで下さい。

Microsoft アカウントサインイン入力画面
現在使用中のWin10 PCのアカウントを入力して赤枠内「次へ」をクリックして次に進みます。

パスワード入力画面
現在使用中のWin10PCのアカウント登録時のパスワードを入力して赤枠内「サインイン」をクリックして次に進みます。
- パスワードが判らない場合は下の画像の「パスワードを忘れた場合」をクリックして、新しいパスワードを作成して入力してください。

サインイン状態維持画面
この画面ではご自分の判断で決めて頂き次に進んで下さい。

Win11-ISO ダウンロード準備入力画面
下の準備画面の緑枠内の内容で「フライトを開始する」までスライドして、次に進みます。

フライト開始画面
準備テキスト欄、中の赤枠内「Windows insider Preview ISOをダウンロード」クリックして、次に進みます。
- 但し、現在使用中PCのOSが、Win10以前、代表的な例として「Win7、WinXP OS等の場合」は緑枠内「ここからWindowsをインストールする」を選択してください。

windows ソフトウェアプレビューダウンロード画面
下の画像の赤矢印の内容の様に画面を下の方のエディション選択までスライドして、次に進みます。

エディション選択画面
下の画像の「エディションを選択」赤枠内「下向き矢先アイコン」をクリックして、次に進みます。

エディション選択欄画面
ここではご自分の意思で選択して、次に進んで下さい。
- ちなみに、筆者の場合は比較的安定版の赤枠内「ベータチャンネル・ビルド22000 132 」を選択しました。
- 但し、この記事を記述の段階では「132から194」に更新さえていました。

エディション選択決定確認画面
下の画像の緑枠のようにエディション選択が確定したら赤枠内「確認」をクリックして、次に進んで下さい。

OSアプリケーションの言語選択画面
下の画像の言語選択も前の画像と同様の作業を続けて、次に進んで下さい。
- 但し、下の画像の緑枠内テキストの通りベータチャンネルの確認は再度押さないで下さい。

OSアプリ言語選択欄画面
下の画像の緑枠テキスト内容の様に「日本」は下の方に表示されています。
- 赤枠内「日本」を選択したら、茶色枠「確認」をクリックして、次に進んで下さい。

Win11ダウンロード画面
下の画像の赤枠内「64ビットダウンロード」をクリックして頂くと本格的なダウンロードが始まりますので、ダウンロードが終わるまで、今しばらくお待ちください。
- ダウンロードが終了したら、次のステップの「rufus」を使ってUSBのインストール作業を進めていきます。

ここから 「Rufus」を使って USB にインストール
簡略的な解説になりますが、開発元のピート パタールによって、Windowsに対応したフリーオープンソースで、Windows、Linux、UFEIなどの起動可能な各種ISOイメージファイル(CD、DVDからオペレーションシステムをPCにインストール)をUSBフラシュメモリからインストール出来るようにしたアプリです。
Rufus の起動
Rufus を起動するとPCが変更許可を求めて来るので、赤枠「はい」をクリックして次に進みます。

Rufus が起動した画像
下の画面で赤枠「選択」をクリックして次に進みます。

PCからのファイル選択画像
先のインサイダープレビューからダウンロードしたWin11 22000.194 ISOファイルを緑枠のように選択して赤枠「開く」をクリックして次に進みます。

Rufus画面にダウンロードファイルが表示された画像
下の画面、緑枠にWin11ダウンロードファイルが表示され、柿色枠にパーテーション構成等が自動的に表示されたので赤枠「スタート」をクリックして次に進みます。

Rufusより接続USB内容消去警告表示
RufusよりUSBについて、下の画像のような内容を尋ねて来るので、異存がなければ赤枠「OK」をクリックして次に進みます。
- これよりUSBがフォーマットされダウンロードファイルがUSBフラッシュメモリーのインストールが始まります。

ダウンロードファイルがUSBにインストール完了画像
前の画像のインストールスタートからしばらくすると下の画面ようなインストール完了画面が表示されます。
これで、一連のインストール作業は終了しました。
- Widows11 iso イメージファイルのUSBブータブルメディアの完成です。
下の画面の緑枠内セキュアブートに関して。
- Microsoftが表示しているWin11対応PC要件が満たされている場合はこのままで使用できます。
- VMware使用の仮想化PCの場合もこのままで使用可能です。
- Win11の要件未対応PCに直接インストールの場合はPCのレジストリを変更するか又は、Microsoft ストアーから「ReadySunValley」を導入して、PCの変更を加えてから、USBブータブルメディアでWin11OSをインストールして下さい。

RufusによってUSBブータブルメディア完成画像
Windows11 ダウンロードファイルから「 Win11- 22000.194 iso」 USBブータブルメディアが完成されました。
赤枠「閉じる」をクリックして作業を終了して下さい。
- 下の画面の状態柿色枠内「準備完了」部分が無地から緑色になっていれば、完全にファイルがインストールされています。
- この「USBブータブルメディア」を使ってWin11 OSのインストールが色々な方法で出来る様になりますが、あくまで自己責任においての実行をお願い致します。

まとめ
Ms社よりwindows11公式リリース(2021年後半を予定)より、一足先にインサイダープレビューからベータチャンネルビルド22000 isoが公開配布されたのを機に、USBフラシュメモリにwin11 OS用USBブータブルメディアを作成して、Win11要件未対応(64Bit)PCに「ReadySunValley」でレジストリキー(LabConfig)変更の後、直接インストール又、「VMware」を経由しての仮想化PCでのインストールを実行しましたが、いずれの場合もwin11が快適に稼働しているので、ここに記載しました。
この記事が一般的なユーザーの皆様の参考になるようでしたら幸いです。
但し、実際に実行して楽しんで頂く場合は、自己責任でお願いします。