Win11と Win10 の違いによるファイル操作の比較

二つの画面をひとつにした、合成画面にテキスト文字で[Win 10とWin 11の違いによるファイル操作の比較]の文章を挿入した画面画像です。
Microsoft Windows Image

Windows 11のデスクトップを見る限りWindows 10と大きく変化したように見えますが、約5ヶ月間使ってみて感じたことは、エクスプローラーのリボン部分がタッチパネル用のアイコン表示に変更されて、ファイル操作が指先操作とマウス操作が併用できる以外は、Win 10の操作方法が継承されているように見受けられる。

Windows 11とWindows 10の違い

両者の違いについて、Microsoft 公式発表でなく、Windowsユーザー側、目線から見た違いを、概略の一部としてまとめてみました。

筆者の個人的見解による概略

筆者が約5か月間使ってみた結果、Win 10とwin 11ではWin 10のファイルの項目、一部廃止と文字ボタン関係がアイコン表示になったことが、大きな特徴ではないだろうか。

Windows 11とWindows 10の最大の違い

Windows 11とWindows 10の最大の違いは、Google ストアーアプリが使用できるということですが、3月現在、その機能はまだ搭載されていません。
近い将来、搭載され自動アップデート更新されることになるでしょう。
また、長年親しまれたインターネットエクスプローラーが廃止されています。

Win 11と Win 10のモードの違い

Microsoft Store や Google アプリストアー機能を活用するため、Windows 10では「PC モードとタブレットモード」が分かれていましたが、Windows 11では、PC でもタブレットモードに一本化されたようです。
従って、PC のディスプレイに、ペン入力とタッチ入力が搭載されている場合、スマホやタブレット感覚のように、指先操作できるようになっています。

Win 11スマホ風化したOS

Microsoft Store、Google ストアー利用のため、PC では、各所でマウス操作中心の「文字ボタン」から、指先操作中心の「アイコンボタン」表示のスマホ風化したパソコン OS になったものと推測されます。
又、これらの件は、Microsoft が販売するMicrosoft Surface タブレット型パソコンに起因するところが大きいように推測されます。

Win 11とWin 10のファイル操作の比較

下画像は、Win 10とWin 11クイックアクセスの合成表示スクリーンです。
両者を見比べると、フォルダーアイコンが、バインダー形式のフォルダーからカラフルなデザインに変更されています。

  • 画像の上側は、Win 10クイックアクセス画像です。
  • 画像の下側は、Win 11クイックアクセス画像です。
Win 10とWin11の合成画面画像です。
Microsoft Windows Image

Win 10とWin 11のファイル操作

画面構成要素の概略から

  1. 下画像の画面一番上の「エクスプローラー」と表示されている行はタイトルバーです。
    • Win 10ではタイトルバーの左側に「クイックアクセスツールアイコン」が表示されていたが、Win 11では削除されている。
  2. 次の行のWin 10で、「ファイル、ホーム、共有、表示」タブが表示されているところが、リボン バーです。
    • Win 10ではリボンバーのタブをクリックするとそれぞれのタブのコマンド(作業命令)メニュー帯が表示される。
    • Win 11ではタブ表示がなくなり、6個のアイコンと文字列、さらに「もっと見る(・・・)」が表示されWin 10とは、大きく変化しました。
  3. リボンバーの下の行、アドレスバー左側の茶色枠内「それぞれのアイコン」は、今、表示されているフォルダーを中心に披歴が表示されていて、Win 10とWin 11では変化はありません。
    • 「それぞれのアイコンの動作」
      左側左矢印は「ひとつ前のフォルダーに移動」、次の右矢印は「ひとつあとのフォルダーに移動」、下向き矢先は「フォルダー披歴全体表示」、最後の上向き矢印は「マウスをクリックするたびにひとつずつ前のフォルダーに移動し最後はデスクトップフォルダー」になる。
  4. アドレスバーの下にある窓は、詳細ウィンドウ(よく使用するホルダー、最近使用したファイル)です。
    • 詳細ウィンドウの操作は、Win 10では、こげ茶枠「フォルダー」や「ファイル」のコマンド(作業命令)を実行するには、フォルダーや、ファイル上にカーソルをあて、マウス右クリックから、緑枠「ポップアップ窓内」の文字列のクリックで、実行されます。
    • Windows 11ではよく使う作業用のアイコンが並んでいる。
      これらのアイコンをクリックすることで、下記名称通りのコマンドが実行できる。
      • 赤枠「アイコンの名称」左から
        (1)切り取り、(2)コピー、(3)貼り付け、(4)名前の変更、(5)共有、(6)削除

      • 「(6)の削除」の右側にある、「並べ替え」にカーソルを乗せ、クリックして頂くと、「スクリーンショットや画像」など「名前や日付、昇順、降順、その他」のポップアップ窓が表示されるようになっている。
      • 「並べ替え」の右側にある「表示」にカーソルを乗せ、クリックして頂くと同じく「ポップアップ窓」が表示されアイコンの「拡大縮小や一覧」が、表示され変更できる。
Win 10とWin11の合成画面のフォルダーや、ファイル操作を画像です。
Microsoft Windows Image

まとめ

筆者がwindows 11を約5ヶ月間使ってみた感想としてWindows 10と比較して、デスクトップ画面を見た限りでは、斬新さが強調されているように見えますが、基本的な OSはWin 10の継承のように思われます。
従って、ファイル操作等の作業領域では、おおすじでWin 10とあまり変わらないように見受けられます。
ただ、アイコン操作で便利になった反面、マウス操作中心のPC ではワンテンポずれた作業領域もあるので、今のところ良し悪しの判断ができずにいます。
今後、Win 11の操作について、さらに、熟慮していきながら気づいた点について、追記していきたいと思っていますので、その説にはよろしくお願いしておきます。





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