マイクロソフト社の互換性(Win10⇒Win11)確認ツールが現在、使用不可ですが、代替品として他社製のアプリにMs社がレジストリキー「LabConfig」を導入して、TPM、4GBメモリ、セキュアブートの要件を回避出来るコードを追加して、公開しています。このアプリのインストール手順から内容表示までを記述しているので興味のある方は見て下さい。
- (注)古いマシーンのCPUと最近のマシーンのCPUではセキュアブートや、特にTPMに大きな違いが有り、これが回避出来るか、否かでWin11にグレードアップが可能となる鍵となっているそうです。しかしながら、まだマイクロソフト社の最終的な発表が無いので、ここでは結論が出せませんが、念のため記述しておきます。
- 12月5日 追加記事を書き加え更新しました
- Microsoft社互換性確認ツールが使用不可の画像
- GoogleでMS社互換性確認代替ソフト検索画像
- Microsoft Store 無料アプリ検索画像、その1
- Microsoft Store 無料アプリ検索画像、その2
- Microsoft Store 無料アプリ検索画像、その3
- ReadySunValley のインストール画面画像
- Microsoft store から開かせる為の画面画像
- 「ReadySunValley」 インストール画面画像
- インストールされた「ReadySunValley」の起動画面
- ReadySunValley の互換性確認チェック結果表示画像
- 今使用中のマシーンの性能が表示された画像
- 互換性の最終判断画像
- まとめ
12月5日 追加記事を書き加え更新しました
この記事の本編は2021年9月1日に投稿しましたが、この段階ではMicrosoft社の10月5日、Win 11、公式公開が待たれる状態だったので、本編下方の記事以上の内容を記述する事が出来ませんでした。
今回、追加記事を記述したのは、MS社の公式発表により、Win 11に必要なスペックの要件等が緩和され、以前に発表されていたものより、CPUのスペック要件等が7世代後半まで拡大された事や、本編最下方の画像にも表示されている様に、 レジストリキー「LabConfig」 によるTPM及び、セキュアブートの回避をMicrosoft社が提示容認された事によるものです。
この事から、筆者の個人的見解ですが、現状のWin 10 搭載パソコンのように、ユーザー個々による、セキュリティ対策(筆者の場合、セキュリティソフトEset導入)を確実に施したうえで、ユーザー自身の自己責任でWin 11にアップグレードするのであれば、古い機種の無償アップグレードを認証してもらえると解釈しました。
以上の事から、2021年11月21日に投稿した「Windows 11公開を機に古い未対応PCに無償アップグレードして成功」記事内容の通り、プロダクトIDも認証取得されています。
その後のWin 11導入による経過観察の結果も、今日まで未だ日が浅いですが異状なくサクサクと動作してくれています。
この様な結果から追加記事の記述を記載しました。
これから以下が9月1日に投稿した本編です。
Microsoft社互換性確認ツールが使用不可の画像
Microsoft社の都合でWin10以前のマシーンとWin11の互換性確認ツールが、現在使用不可になっている。
- 以前に使えた互換性確認アプリが現在、赤枠矢印のように「準備中」になっている。
- 各個別マシーン詳細性能が示されず、「yes・No」の二者択一式的で不評だったのかなー⁉・・・と筆者は思っています。

GoogleでMS社互換性確認代替ソフト検索画像
ここではGoogleクロームブラウザとGoogle検索で解説を記述していきます。
- Google検索で筆者の場合下の画像の赤枠矢印「トップ無料アプリ」を選択しました。
- クリックして次に進みます。

Microsoft Store 無料アプリ検索画像、その1
Microsoft Store 無料アプリ検索 画像です。
- 下の画像右上赤枠矢印クリニックして次に進みます。

Microsoft Store 無料アプリ検索画像、その2
下の画像赤枠矢印検索欄に互換性確認アプリ「ReadySunValley」と入力して次に進みます。

Microsoft Store 無料アプリ検索画像、その3
代替え互換性確認アプリ赤枠矢印の「ReadySunValley」選択画像のボタンをクリックして次に進みます。

ReadySunValley のインストール画面画像
- 下の画像右側緑枠内矢印ボタンをクリックしてWin11システム要件を確認してください。
- 次に赤枠矢印をクリックして次の欄に進みます。
- 但し、右側黒枠矢印は既に筆者が、別PCにこのアプリを導入しているで表示されていますが、初めてインストールされる方はこの限りではありません。念の為、記述しておきます。

Microsoft store から開かせる為の画面画像
インストール検索でMicrosoft storeから入った場合は自動的にこの画面が表示されます。
面倒なようですが、TPM等を簡単に回避するには、一般的なユーザーにはよいかも・・・
- 下の画像で赤枠矢印「Microsoft storeから開く」をクリックして、次に進みます。
- (注)
- ReadySunValleyをインストールするには二通りの方法があります。
- 一つ目はMs社経由してのインストール方法。
- 二つ目は直接開発ベンダーからのインストール方法。

「ReadySunValley」 インストール画面画像
下の画像で「ReadySunValley」の赤枠矢印ボタンをクリックして次に進みます。
- (注)右側黒枠矢印は既に筆者が、別PCにこのアプリを導入しているで表示されていますが、初めてインストールされる方はこの限りではありません。念の為、記述しておきます。

インストールされた「ReadySunValley」の起動画面
下の画像の赤枠矢印「起動」をクリックしてして次に進みます。

ReadySunValley の互換性確認チェック結果表示画像
ポップアップウインドウに英語で「TPMやセキュアブートの高度な変更は管理者権限で実行して下さい」と表示されるので、赤枠矢印「はい」をクリックして下さい。
- (注)「はい」を選択してもPCには異常は起きません。

今使用中のマシーンの性能が表示された画像
ReadySunvalleyを起動して、しばらくすると該当PCマシーンの性能が左側ペインに表示されます。
- このPCマシーンでは「(CPUは?マーク)、(セキュアブートは非対応)、(TPMは存在せず)(WDDM2は1.2で不適合)」と3個のコンポーネントが非対応と表示されました。
- 次に、右側ペインの赤枠矢印「ここをクリックすると失敗した結果の一部をレジストリ・・・」をクリックして次に進みます。

互換性の最終判断画像
左ペインの性能表示を見ながら画面真ん中のポップアップウインドウ表示の内容を判断して自身で結論を出してください。
Windows 11をインストールしようとして「このPCはWindows 11を実行できません」というメッセージが現れる場合、TPM 2.0、セキュアブート、4GBのRAMの要件を満たさないことが多いです。
マイクロソフトは新しいレジストリキー「LabConfig」を導入し、TPM 2.0、4GBメモリ、セキュアブートの要件を回避するよう設定することが可能となりました。
TPM2.0要件を無効化することによりWindows11のセキュリティを低下させることに注意して下さい。
以上の制約を回避しますか?
- 下の画像で制約を回避して、Win 11をインストールする場合は赤枠内「はい」をクリックして画面を閉じ、Win 11を導入して下さい。
- 不安だからWin 10のサポート期限まで現状維持する場合は「いいえ」を選択して画面を閉じて下さい。
- 但し、Win 11 をインストールする時は、かたがた自己責任で実行、お願いします。

まとめ
八月に投稿させて頂いた記事、Windows 11の互換性検証確認アプリ「Why Not Win 11」の導入検証結果の記述について、皆様方から多大な評価を頂いておりますが、 「Why Not Win 11」 では該当PCマシーンとWin 11の互換詳細のみの確認アプリでした。
今回の記事では互換性確認だけでなく、更に一歩進めたアプリを紹介させて頂いております。
このアプリはマイクロソフト社が自社アプリの代替互換性確認アプリとして他ベンダーのアプリにコードを書き加えグレードアップして、個々の該当PCマシーンが最低限の要件を叶えている場合、Win 11がインストール出来る様に工夫された「ReadySunValley」アプリの紹介です。
この記事が、一般的なWebユーザーの皆様方のお役に立てれば幸いです。