古い機種のPCにwindows10をグレードアップする時は、その前に、不具合を起さない為の保険として、デバイスドライバーは保存しておくことを、お薦めします。
筆者がこの記事を記述した背景。
筆者がXp塔載のパソコンにWin7をクリーンインストールのグレードアップした時の話です。 Win7付属のドライバーが私のPCにマッチングせず、専門店で見てもらったところ、「このPCに元々入っていたドライバーを使うしかないですね」と言われ、私は慌てました。
理由は次の通りです。
- その当時の私は、現在のような知識を持ち合わせて無かった為、ドライバーのバックアップを取っていなかったこと。
- 海外中小メーカーの製品で、ネット検索するも、ドライバーダウンロードサイトが無かった事で、該当PCが使えなくなったこと。
- 追記、国内メーカー品は、製品価格が高い代わり、ドライバーのダウンロードサイトがある。
Windows 7を、未だお使いのユーザー様の参考になるようでしたら・・・
Win7は一般的に使いやすい優秀な機種だと言われています。 私もそう思います。
それが証拠に、2015,01,31に一旦サポートが終了したのに、再び延長サポートがされ、2020,01,14までサポートされています。故に未だ多くの企業や一般ユーザーの間で使われているようです。
しかしながら、セキュリティー面を考慮すると、何時までも使うわけにもいかず、私も最近Win10に遅ればせながら、バージョンアップしました。
ドライバー、バックアップ手順の図解説明。
PC起動後、赤枠矢印をクリックして、エクスプローラーを立ち上げます。
画面下のタスクバーに、エクスプローラーのアイコンが無いときは、スタート⇒プログラム⇒Winシステムの中のエクスプローラーアイコンをクリックして下さい。
エクスプローラーの画像です。

エクスプローラー画像、その2
画像左側ペインの赤枠矢印「Windows(C:)」又は「ローカルディスク(C)」をクリックして下さい。

エクスプローラー画像、その3
画像右側ペインの赤枠矢印「Windows」ホルダーの上にカーソルを当て、ダブルクリックして下さい。

エクスプローラー画像、その4
画像右側ペインの赤枠矢印「System32」ホルダーの上にカーソルを当て、ダブルクリックして下さい。

エクスプローラー画像、その5
画像右側ペインの赤枠矢印「DriverStore」ホルダーの上にカーソルを当て、ダブルクリックして下さい。 【追記、すぐ上にある「DriverState」と、間違わないようにしてください。】

エクスプローラー画像、その6
画像右側ペインの赤枠矢印「FileRepository」ホルダーの上にカーソルを当て、マウス、右クリックして下さい。

エクスプローラー画像、その7
- その6の画像でマウス右クリックして頂くと、ポップアップメニューのペインが下の画像のように現れました。
- このペインの赤枠矢印「コピー(C)」をクリックして、ご自分のPCのデスクトップか、又はUSBフラッシュメモリーに貼り付けて下さい。
- 以上で、ドライバーのバックアップコピーが出来上がり完成です。
- 【追記】貼り付けて方が、分からない方は、その8の画像を見て下さい。

その8、デスクトップ初期画面へのコピーの貼り付けて方。
- その7画像で赤枠矢印「コピー(C)」をクリックした状態で、画面右上のX印で一旦、エクスプローラー画面を閉じて下さい。
- デスクトップ画面になりました。
- 画面の何もない所で、マウス右クリックしてください。ポップアップメニューが現れました。
- メニューの赤枠矢印「貼り付けて(P)」の上にカーソルを当て、クリックして下さい。
- 画面上に新しく「FileRepository」の名前の付いたホルダーが現れ、バックアップコピーの完成です。

執筆者より、ひと言
ここに提示した記事は筆者の経験から、「海外メーカー製や、古い機種のPC等お持ちの方で、クリーンインストールやOSのグレードアップ時にドライバーの不具合が生じた時などの更新用に利用出来ます」参考にして頂けたらの思いで記述しました。